ひたちなか市の国営ひたち海浜公園は、ずっと毎月計測を続けていました。けれども、基準を上まわる数値は見つかっていませんでした。(サイトに公開されています)今回、5月上旬に一度測定しているにもかかわらず、再度測定し、基準を上まわる地点が3カ所見つかり、入場禁止の上、除染対応するようです。
現場の人が、どこが放射性物質が集まりそうかを勉強して、測定を重ねる中で、きちんと、高そうなところを測定し、公開してくれたら、このようなことにはならないのでしょう。これまでも、ずっと高かったことが予想されます。
一般に砂地はセシウムを留め置かず、下へ下へと浸透してしまうので、線量は低いとされていますが、こうして周囲に高線量の場所があると、浜風で舞い飛んだりしないかと不安になります。子連れでのお出かけは注意してほしいと思わざるを得ません。
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国営ひたち海浜公園 除染を実施へ
5月24日 13時05分
茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園内の3か所で、最高で1時間当たり0.70マイクロシーベルトの比較的高い放射線量が測定され、公園を管理する国土交通省は念のため、この3か所の周辺を立ち入り禁止にしました。
国土交通省によりますと、23日、国営ひたち海浜公園内の16か所で放射線量を測定したところ、歩道の脇や林の中など3か所で、地表1メートルの高さの1時間当たりの放射線量が、国が除染を行う目安としている0.23マイクロシーベルトを超え、最高で0.70マイクロシーベルトに達しました。
このため、国土交通省はこの3か所の周辺、合わせておよそ1万2000平方メートルを念のため立ち入り禁止にして、来園者が近づかないようにロープを張り、立ち入り禁止の表示をしました。
国土交通省は、福島第一原発事故で拡散した放射性物質の影響とみていて、今後、除染を実施することにしています。
ひたち海浜公園では、園内に37か所のポイントを設けて放射線量を毎月測定していましたが、23日に調査した場所では、これまで測定は行われていなかったということです。
ひたち公園管理センターの田中裕子副管理センター長は「来園者に安心してもらえるよう早期に除染を行いたい」と話していました。http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140524/k10014696261000.html
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