測定データ、とくに検出データが多いと、すべてを掲載するために非常に苦労しますが、読者のみなさまは、それぞれ注目部分が異なることも考えられるので、時間をかけて、網羅しています。どうしても長文になりますが、適宜、必要な部分をお読みいただければと思います。
このデータを参照して、学校や自治体へ実際の食品測定の状況を知らせる活動をされている方もいらっしゃったり、詳細を知りたいものに関しては、市民測定所の結果を調べたりして、それぞれ活用いただいているようです。
あなたもぜひ、ご購読ください。
お申込みは、こちらから。
https://goo.gl/6gtkJH
以下、3号の一部抜粋を掲載しておきます。
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子ども全国ネットメルマガ
厚労ダイジェスト No.3
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「厚労ダイジェスト」をご購読のみなさま、 大変お待たせいたしました。きょうから2月。 あっという間に過ぎていった1月でしたが、月末には、 食品の基準値を見直す方向があるという報道がありました。 多くの目で食品の測定と基準のあり方を注視していくためにも、「 厚労ダイジェスト」の発行を頑張っていこうと思います。
「厚労ダイジェスト」は、「子ども」を中心にすえて、 厚労省発表の食品の測定データを見やすく抜粋し、 わかりやすい解説とともにお届けしたい、との思いで、 子ども全国ネットが編集発行しているメルマガです。 データが多く、すべてを網羅するため長くなりますが、適宜必要な 部分を中心にお読みください。
※ ご意見、ご質問や間違い等ございましたら、 子ども全国ネット事務局info@kodomozenkoku. com へお寄せください。感想や激励のメッセージもぜひ。転載、 外部での活用等については、事務局までご相談ください。
※ ご意見、ご質問や間違い等ございましたら、
(一番下に、“厚労ダイジェストを読むにあたって” という説明書きがあります。初めての方は先にお読みください。)
□■□検出データを見てみました □■□
【飲料水、牛乳・乳児用食品】
飲料水および牛乳・乳児用食品は、測定下限値も<0.75〜10 と比較的厳しめに測定されて「ND」となってはいます。 けれども、赤ちゃんから成長期の子どもも含め、 毎日のように口にするものだけに、 安心の基準は厳しめにみたいものです。粉ミルクや牛乳など、 新宿代々木市民測定所の測定も参考になると思います。(単位がm Bq/kgとなっているのでご注意ください→粉ミルク http://www.sy-sokutei.info/wp/ 7671/ 牛乳http://www.sy-sokutei.info/ wp/7499/
【水産物】
河川や湖沼に住む淡水魚の高い数値は変わりません。基準値超過〜
海の魚では、やはり…(続く)
【農産物】
10月発表のデータですので、 秋の野山の産物が多く検出されています。野生キノコは宮城県、 埼玉県、山梨県、静岡県など、基準値超過を含む、 全体に高い数値です。もうシーズンが終わっていますが、マツタケ も…(続く)
□■□ 厚労省月報ダイジェスト10月号(第1053〜1056報) □■□
※ 前回より福島県の「緊急時モニタリング」 のデータも入れています。
※ 前回より福島県の「緊急時モニタリング」
===飲料水、牛乳・乳児用食品 283検体 ===
すべて ND (<0.75〜10)
==== 水産物 1850検体====
【アメリカナマズ】 4検体
茨城県(霞ヶ浦) 4件 15〜26Bq/kg
【アユ】 46検体
福島県(阿武隈川水系) 24件中20件 7.8〜52Bq/kg
宮城県(阿武隈川、白石川水系) 22件中19件 3.64〜21Bq/kg
(中略)
【その他の食品】 578検体
あんぽ柿 福島県 29件中2件 150〜350Bq/kg (伊達市)、23件 13〜89Bq/kg (伊達市、桑折町、国見町、南相馬市など)(続く…)
□■□ 厚労ダイジェストを読むにあたって □■□
◎ 元になっているデータは?
食品中の放射性物質を都道府県等が測定した結果をとりまとめて厚 労省が公表しています。現在、週に一度PDFデータで(報道発表 資料)、それをまとめて(Excelデータで) 月別に公表しています。(全国の過去の検査結果(月別)) このExcelデータを調査分析して発行しているのが、 厚労ダイジェストです。
◎ 元になっているデータは?
食品中の放射性物質を都道府県等が測定した結果をとりまとめて厚
きょう現在、12月までの集計データ(Excel版) が公表されています。
http://www.mhlw.go.jp/file/01- Kinkyujouhou-11135000- Shokuhinanzenbu-Kanshianzenka/ 0000191466.xlsxまた、週ごとに公表されるデータ(PDF版)は、1062報(1 2月7日発表)が最新です。
http://www.mhlw.go.jp/stf/ houdou/0000192708.html
http://www.mhlw.go.jp/file/01-
http://www.mhlw.go.jp/stf/
毎月末発表の月間データを元に翌月に発行予定ですが、今回は10 月のデータを元にお届けしています。
※ こうした厚労省発表のデータは、こちらのサイトで産地別、 品目別など、検索して検査結果を見ることができます。
※ こうした厚労省発表のデータは、こちらのサイトで産地別、
検査結果の検索サイト(別ウィンドウで開く)
◎ なぜメルマガに?
データを開けると、ずら〜っと並ぶ「牛肉」の文字! 全頭検査のため牛肉の検査データが多く、毎回3万件にも及ぶ検査 のうち多くは牛肉です。その中に埋もれがちな、 その他の食品のデータを見ていくのは大変です。 そんなことをせずとも、 埋もれた検査結果の中から検出されたデータだけ見たい! そのご要望にお応えするのがこのメルマガです。
◎ なぜメルマガに?
データを開けると、ずら〜っと並ぶ「牛肉」の文字! 全頭検査のため牛肉の検査データが多く、毎回3万件にも及ぶ検査
◎ 色別の意味は?
「◯◯Bq/kg」と赤字になっているものは「検出」、
ピンク色の文字は、「基準値(100Bq/kg)超過」、
黒字のものは「不検出」で、測定下限値を「<10」 のように記載しています。できればこの数字を見てください。( この数値が小さいほど、厳しく測定しているということです。 自治体によりかなり差があります。) 検出されたデータはもちろん、測定下限値を参考にしながら、みな さんそれぞれの「ものさし」を持ち、 今できるベストの選択ができますように。
◎ 福島のデータが増えた?
世田谷の会に準じて、1号では入れていなかった福島県の調査「 緊急時モニタリング」のデータを2号から入れました。そのため、 福島県の検査件数がアップ。悩ましいのは、 測定による下限値のちがいです。検体が多い場合、 設備や所要時間の制約のせいか、 下限値が大きい傾向が見られます。 検出された赤字の品目名や地域だけでなく、 検出されたその数値と、検出されていない場合の下限値( “< “で表記)とを比較してチェックして頂くとよいと思います。
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