2014/06/16

6/19(木)除染目標/健康調査のあり方に関する政府交渉&集会

以下の集会への呼びかけがありました。
省庁交渉のあと、JCO事故時、原爆にょる被爆後に、どのような基準で政府は健診を行ってきたのかを学び、現在の除染基準を見直すという問題や健診のあり方についても考えていきたいですね。


5月15日、福島市で開催された「除染に関する有識者との意見交換会」で、環境省は、「毎時0.23マイクロシーベルトは除染の目標ではない」とし、年1ミリシーベルトという長期目標は維持しつつも、個人の被ばく量に着目して、除染の方針を見直すことを明らかにしました。
この考えに基づけば、空間線量率0.3~0.5マイクロシーベルト/時でも、年1ミリシーベルトが達成されることになりますが、実際には被ばく量の過小評価につながるおそれがあります。
また、福島県で行われている健康調査では、疑いを含めて89人の子どもたちが甲状腺癌と診断されています。手術が過剰診断ではないかという指摘に対して、福島医大は、「リンパ節の転移など、深刻な症例のものしか手術していない」と説明しています。
さらに健康調査の中では、詳細な健診が一部にとどまっており、JCOの事故では希望者に対して詳細な健診が行われていることに比べて、その差異が際立っています。
このような状況を踏まえ、環境省との交渉(予定)および最新の状況を共有するための集会を開催します。ぜひご参加ください。
※なお、環境省との交渉は調整中です。
◆日時:6月19日(木)
15:30~16:15 集会
…最新の情報を共有します
16:30~17:00 環境省との交渉①(除染について)
17:00~18:00 環境省との交渉②(健診について)
18:30~19:30 まとめ&講演
「JCO事故時および広島・長崎の被曝者援護法に基づく健診について」
講師:吉田由布子さん/ 「チェルノブイリ被害調査・救援」女性ネットワーク事務局長
◆場所:参議院議員会館のB103会議室
※15:15から通行証を配布します。
◆申込み先(部屋が小さいため、必ずお申込みください)
◆資料代:500円
◆主催:「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」
◆連絡先:FoE Japan
国際環境NGO FoE Japan 〒171-0014 東京都豊島区池袋3-30-22-203
tel: 03-6907-7217 fax: 03-6907-7219

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