12月20日 17時33分 NHKニュース
食品に含まれる放射性物質の新たな基準値について、厚生労働省は、一般食品は現在の暫定基準値の5分の1に当たる、1キログラム当たり100ベクレル、乳児用の食品と牛乳は50ベクレルなどとする方針を固めました。
食品に含まれる放射性物質の基準について、厚生労働省は、原発事故から一定の期間が経過し、食品か ら検出される放射性物質の量が少なくなっていることなどから、これまでの暫定基準値から新たな基準値を設定するための検討を進めていました。その結果、被 ばく量の限度の目安を現在の5分の1の年間1ミリシーベルトに引き下げたうえで、「一般食品」の放射性セシウムの基準値は、暫定基準値の5分の1に当た る、1キログラム当たり100ベクレル、成人より放射線の影響を受けやすいと指摘されている子ども向けの「乳児用食品」と「牛乳」は50ベクレル、そし て、摂取量が多い「飲料水」は10ベクレルとする方針を固めました。厚生労働省は、一部の食品については、混乱が起きないよう、一定期間、経過措置を設け ることを検討しているということで、今週開かれる審議会の部会などにこの案を提示し、答申を受けたうえで、来年4月から新たな基準を適用したいとしていま す。画像は、NHK7時のニュースより
高すぎます!これでは母親は「基準値以内だから安心」とはとても思えません!子どもの安全は守れないし、風評被害もなくせません!
返信削除ウクライナのステパノワ教授より、「日本政府の代表団がウクライナにきて、一生懸命ウクライナの経験に学ぼうとしている」というお話があったから少しは期待していましたが、全く学んでないのにがっかりしました。
緩い!という印象を拭えない基準値ですね。
返信削除・食品のみで外部被曝を考慮していない?
・セシウムのみで他の核種による被曝量は未計上?
・ベラルーシでは、なぜパンや野菜の基準値が数年後に厳しい40ベクレルに下げられたのか?
(健康被害が拡大し、必要に応じて40ベクレルに下げたのでは…?)
この基準値(案)は、どの様に算出されたのか。
誰もが納得できる明快で詳細な説明がなされないと不安は解消されません。
理屈にならない言葉遊びのような理論による基準値は、更なる疑心暗鬼や邪推を呼んで、結果的に実害のみならず風評被害をも拡大させるのではないでしょうか。
たけいさん、匿名さん、
返信削除これらの算出の基準になっているのは、
年間5ミリシーベルト→1ミリシーベルトという基準ですよね。
食品の内部被曝だけで年間1ミリシーベルトという値が、
果たして安全なのかという、その議論自体が
主にICRPを論拠としているのでしょうから、
もともとが緩いわけで、
そこを議論しても結果はでてこないのかもしれません。
もう子を守る、消費者の立場から、
0ベクレルに近づける努力のない基準など受け入れられない
という声をあげていくしかないのかもしれません。
先日のNHKの番組でも、ICRPがいかに科学的じゃないかということを放送していましたが、
国が原発を捨てない限り、あそこに論拠するのは続くのでしょうから
あとは、多くの国民が支持しない声をあげることでしょう。
周りに伝えていく努力がいまこそ必要なのだと思います。