がれき汚染「厳重注意を」 南相馬市長、知事に要請 /福島
毎日新聞 2014年07月18日 地方版
福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、同市の桜井勝延市長は17日、佐藤雄平知事に「帰還を促す状況をつくっている中、放射性物質が振りまかれることは許してはいけない」と県から厳重に注意するよう要請し、佐藤知事も応じた。
同市の県南相馬合同庁舎で開かれた相馬地方の首長と知事との意見交換会の席上で要請した。
桜井市長は意見交換会で問題に触れ、「下(地表)を除染しても、上からもたらされたのでは元も子もない。今も原発事故は収束していない。県からも東京電力に厳重に言ってもらいたい」と発言。佐藤知事は「まさにその通り。福島の復興の大前提は第1原発の収束。早急に原因がどういうことなのか明示させたい」と述べた。
意見交換会では他に、避難区域で増える有害鳥獣への全県的な対策▽医療・介護現場での人手不足対策−−などを求める声が上がった。
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/m20140718ddlk07040088000c.html
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