環境放射能除染学会の「放射能除染のための国際シンポジウム」は5日、郡山市の郡山市民文化センターで開かれた。環境省の平岡英治大臣官房審議官が講演し、個人の年間追加被ばく線量を1ミリシーベルト(推計値・毎時0.23マイクロシーベルト)とする政府の除染の長期目標の達成には数十年かかるとの見通しを示した。
平岡審議官は会場から除染の目標に掲げられている「長期的」の具体的な期間について質問を受け、「場所によっては期間が短い場合もあるが、イメージとしては最終的に数十年のオーダーだと考えている」と答えた。
一方、除染の目標値について「(年間1ミリシーベルトでなく)1ミリシーベルト以下にすることが政府の目標」との考えを示した。
シンポジウムでは平岡審議官のほか、国連科学委員会のヒト・他生物相被ばく線量評価専門家チームリーダーのステファン・ソロモン博士ら国内外の専門家5人が登壇し、放射線の健康影響やリスクコミュニケーションについて発表した。
平岡審議官は会場から除染の目標に掲げられている「長期的」の具体的な期間について質問を受け、「場所によっては期間が短い場合もあるが、イメージとしては最終的に数十年のオーダーだと考えている」と答えた。
一方、除染の目標値について「(年間1ミリシーベルトでなく)1ミリシーベルト以下にすることが政府の目標」との考えを示した。
シンポジウムでは平岡審議官のほか、国連科学委員会のヒト・他生物相被ばく線量評価専門家チームリーダーのステファン・ソロモン博士ら国内外の専門家5人が登壇し、放射線の健康影響やリスクコミュニケーションについて発表した。
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