2014/07/23

基準値超、全体の0.0003 % 玄米放射性セシウム

 県が平成25年度に実施した食品の放射性物質検査で、本県の主要作物の玄米の放射性セシウムが国の基準値を超えたのは1095万375点のうち28点だった。全体の0・0003%で、前年度の71点(0・0007%)に比べ半数以下に減った。野菜・果実、畜産物(原乳・肉類・鶏卵)は全て基準値以下だった。22日に福島市の杉妻会館で開いた「ふくしま食の安全・安心推進会議」で県が示した。
 食品衛生法の基準値(一般食品1キロ当たり100ベクレル、乳児用食品・牛乳50ベクレル)を超えたのは、山菜・キノコは1457点のうち80点(5・5%)、水産物は8519点のうち237点(2・8%)だった。ただ、栽培したキノコは全て基準値以下だった。
 加工食品は4481点のうち28点(0・6%)で基準値超だった。このうち、あんぽ柿などの試験的な加工品に限れば、242点のうち24点(9・9%)で超過した。
 学校給食は2480点を調べ、全て基準値以下だったが、6点で1キロ当たり最大1.28ベクレルのセシウムが検出された。県内7地域の一般家庭(398人)を対象にした1日分の食事は全て基準値以下だった。

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