2014/08/31

内部被ばく全員1ミリシーベルト未満 7月/福島

県は29日、東京電力福島第一原発事故を受けて実施しているホールボディーカウンターによる内部被ばく検査の7月分の結果を発表した。
4848人を検査した。
成人で今後50年、子どもで70歳までの内部被ばく累積線量を示す預託実効線量は全員が1ミリシーベルト未満だった。
県は「全員、健康に影響が及ぶ数値ではない」としている。
対象の市町村と人数は次の通り。
▽福島266▽伊達1▽国見553▽郡山787▽須賀川6▽鏡石5▽平田70▽浅川2▽古殿1▽小野1▽白河6▽西郷2▽泉崎400▽矢吹422▽塙2▽会津若松94▽喜多方48▽北塩原73▽猪苗代1▽会津坂下2▽柳津2▽南会津1▽相馬1▽南相馬16▽広野37▽楢葉40▽富岡42▽川内39▽大熊29▽双葉12▽浪江28▽飯舘22▽いわき1837

KFB福島放送
2014年8月30日

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抽出された人の数値で、あたかも、県民全員に「健康影響がない」と言い切っているかのような印象を受ける報道はどうなのだろう。しかも、先日の発表でも1ミリシーベルト超えの人が20%を超えていた伊達の測定者は1名のみ。あらためて言うまでもないが、ガラスバッジで正確な外部被ばく量を測定はできないし、まして、ここまでの累積被ばくがあるのだし、1ミリシーベルト以下に健康影響が出ないと断言できるものではないのでは。注釈つきでないとアップできないようなニュースだが、福島県内でどのような報道がされているのかを追うためにも、アップしてみた。

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