野生キノコ採取自粛を継続/山梨
平成24年10月以降、食品衛生法で定められた基準値を超える放射性物質が検出されている富士吉田市、富士河口湖町、鳴沢村の3市町村で発生する野生キノコに関して、県は国の出荷制限指示が解除されていないとして、3市町村の夏秋キノコの採取、出荷、摂取の自粛をホームページやチラシで呼びかける。
3市町村では24年10月に、野生キノコ「ショウゲンジ」からセシウム360ベクレルが検出されるなど、数種のキノコから基準値(100ベクレル)を超える放射性物質が検出され、国の原子力災害対策本部から出された出荷制限指示が現在も継続されたまま。県では出荷制限を解除するには検査データを蓄積し、セシウム濃度が安定して基準値を下回ることを確認する必要があるとして、制限が解除されるまで自粛を求める。
産経ニュース
2014.8.6
シカ、イノシシ、クマから放射性物質 /群馬
県は4日、片品村や安中市などの野生のニホンジカ、イノシシ、ツキノワグマ各2頭計6頭から、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。6頭は5〜7月に捕獲され、最高は片品村のニホンンジカの380ベクレル。いずれも県内全域で出荷制限中。
毎日新聞
2014年8月6日
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野生の山菜きのこなどの植物や動物の汚染度合いは、その野山の汚染の目安になります。もちろん、生態濃縮も起こりますから、その通りの汚染というわけではありませんが、まったく汚染されていない地域で、野生の動植物が汚染されることは考えにくいからです。基準値以上以下にかかわらず、こうした情報をキャッチして、自分と家族の生活を守っていく参考にしていけたらよいのではないかと思います。また、野山の汚染については除染がほとんど困難であることを考えたとき、その後、どういう動態をとっていくのか、注視していかなくてはと思います。
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