2014/08/09

放射能情報の公表申し入れ=新潟県が規制委に-東京

 東京電力福島第1原発で昨年8月、がれき撤去の際に放射性物質が飛散した問題で、新潟県は8日、泉田裕彦知事名で原子力規制委員会に対して、東電への指導や放射性物質に関する速やかな情報公開などを要請した。
 新潟県によると、今後、福島第1原発1号機でがれき撤去が予定されているほか、新潟県には東電の柏崎刈羽原発があることなどから要請した。東電の推定では、昨年8月の福島第1原発3号機のがれき撤去の際にセシウムが最大1兆1200億ベクレル放出され、通常時と比べ放出量が2万8000倍に上った計算となった。

2014/08/08
時事ドットコム
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014080800708


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

常に放射性物質が大気中に放出されている事故現場だが、その何万倍もの放射性物質が放出され、もちろん、何の予告もされないまま、子どもを含む住民は予期せぬ被ばくを強いられた可能性が高い。今後もがれき撤去作業が行われる予定だというのだから、飛散を防ぐ対策を講じることや、事前の通告が当然行われるべきである。そして、1年近くたってから公開されるなどもってのほか。政府が東電に強く指導すべきだし、周辺自治体のみならず、各都県首長は強く要請すべきだと思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿