後志管内岩内町の住民団体、岩内原発問題研究会(斉藤武一代表)は1日、北海道電力に対し、泊原発(後志管内泊村)から海に放出されている放射性物質トリチウム(三重水素)と周辺のがん死亡率との関係調査を求めた公開質問状の回答を公表した。
同日届いた回答で北電は「道などの客観的な確認を受けながら適切な放射性物質の放出管理を実施している」と述べるにとどめ、がん調査に関する言及はなかった。
斉藤代表は「放射性物質を放出している以上、北電は影響を調査する責任がある」とした。
トリチウムは国内全ての原発で発生する。人体への影響は限定的として国は一定量の海洋放出を認め、泊原発は過去25年間で計570兆ベクレルを放出。一方、東京電力福島第1原発では地元の反発で放出が控えられている。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/572130.html
北海道新聞
2014年11月2日
0 件のコメント:
コメントを投稿