2014/11/13

国内での日常食中放射性Cs濃度は最大でも基準値の9分の1

詳細がわかりませんが、このような報道がありました。あくまでもこの文面からの判断ですが、「最も放射性Cs濃度が高かった伊達市の幼児でも,現在の一般食品に対する放射性物質の基準値の約9分の1にすぎなかった」というものの、1/9というのは、1kgあたり10ベクレルを超えるということでしょうから、そのような食事を日々食べているとしたら、それは非常に気になる数値です。「すぎなかった」という表現にまどわされませんよう。事故前に私たちが食べていた食品は、1ベクレルにも満たなかったのですから。

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 東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故から3年以上が経過した現在の東北3県を含む10都道府県における1日の食事中に含まれる化学物質の総量を測定した結果,原発事故に特徴的なセシウム(Cs)134が検出されたものの,最も放射性Cs濃度が高かった伊達市の幼児でも,現在の一般食品に対する放射性物質の基準値の約9分の1にすぎなかったことを,国立保健医療科学院生活環境研究部特命上席主任研究官の寺田宙氏が第73回日本公衆衛生学会総会(2014年11月5~7日,会長=獨協医科大学公衆衛生学講座教授・武藤孝司氏)のシンポジウム「原子力災害後の食品摂取による放射線曝露への対策と現状」で明らかにした。

http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1411/1411019.html

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