子どもの甲状腺検査結果 173人に誤って通知
11月7日 21時22分
原発事故を受けて福島県が進めている子どもの甲状腺検査で、ことし9月に検査を受けた人のほとんどに当たる173人に、別の人の結果が誤って通知されたことが分かりました。
中には、詳しい検査が必要だったにもかからわず、必要がないと通知されたケースがありました。
中には、詳しい検査が必要だったにもかからわず、必要がないと通知されたケースがありました。
通知に誤りがあったのは、原発事故が起きた当時18歳以下だったすべての子どもを対象に福島県が行っている甲状腺の検査のうち、超音波で行う1次検査の結果です。
福島県立医科大学によりますと、ことし9月に、県内の7つの病院で1次検査を受けた人186人のうち173人について、別の人の結果を誤って送ったということです。
このうち2人は、甲状腺に一定の大きさのしこりなどが見つかり、詳しい2次検査の必要があるにもかからわず、検査の必要はないという通知がされていました。
県立医科大学は、通知を発送するために検査を受けた人たちの住所の一覧表を作成する際、担当者が誤った表を作り、誰も誤りに気付かなかったということです。
県立医科大学の阿部正文センター長は「甲状腺検査に関して子どもや保護者が心配するなか、あってはならない誤りで深くおわびします。関係者に直接謝罪をし、組織を挙げて再発防止に取り組みたい」と話しました。
福島県立医科大学によりますと、ことし9月に、県内の7つの病院で1次検査を受けた人186人のうち173人について、別の人の結果を誤って送ったということです。
このうち2人は、甲状腺に一定の大きさのしこりなどが見つかり、詳しい2次検査の必要があるにもかからわず、検査の必要はないという通知がされていました。
県立医科大学は、通知を発送するために検査を受けた人たちの住所の一覧表を作成する際、担当者が誤った表を作り、誰も誤りに気付かなかったということです。
県立医科大学の阿部正文センター長は「甲状腺検査に関して子どもや保護者が心配するなか、あってはならない誤りで深くおわびします。関係者に直接謝罪をし、組織を挙げて再発防止に取り組みたい」と話しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141107/k10013037361000.html
2014年11月7日 NHKニュース
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