東京電力福島第1原発事故後、放射線量の測定などに取り組む放射線衛生学者で独協医大の木村真三准教授(47)=愛媛県鬼北町出身=が8日、母校の鬼北町内深田の好藤小学校で「正しい放射線の知識」と題し講演。正しい知識を身に付けるための学習や教育の普及が重要と強調した。
木村さんは原発事故被害は「福島だけの問題ではなく、全国が汚染されたと認識し、福島と同じ目線で考える必要がある」と指摘。
原発事故の被害には「誤った知識を持った人が『放射能がうつる』などと責める差別事例など間接的被害も含む」と説明し、「正しい知識が欠如しているからこのような問題が起こる。正しい学習や教育の普及が不可欠だ」と訴えた。
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20141109/news20141109891.html
愛媛新聞
2014年11月09日
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