2014/11/28
「そうま復興米」食べて 東農大、小中学生らに贈呈へ
「放射性物質検査で安全性を確認」した米だからよい、としているが、下限値がどのくらいで、どのくらいの数値が出たのか、まったく示されておらず、探してみたけれども見つかりませんでした。たとえ、100ベクレルを下回ったとしても、汚染があれば、小中学生に率先して配るべきではないでしょう。多くの支援と生産者の意欲によってできた米だとしても、汚染があれば子どもたちの健康に影響する可能性は0ではないのだから。
こうした復興支援プロジェクトに子どもを巻き込むのは「放射性物質」がある地域では避けるしかないのだとしつこくしつこく言い続けるしかないのでしょうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 相馬市沿岸部の岩子地区で、津波の被害を受けた農地の復興支援プロジェクトを進めている東農大は本年度、農家や市と協力して復旧させた田んぼから収穫した新米約10トンをJAそうまから買い上げ、市内の小中学生3072人の保護者と教職員の計3500人に1人1キロずつ贈る。
東農大の農地復興は、本来は除去する津波土砂を生かして元の土壌と混ぜ込んだ上で、降雨による除塩方式を採用。土壌改良には金属加工の際に出る成分「転炉スラグ」を使用した。2012(平成24)年に1・7ヘクタールで開始し、収穫米は「そうま復興米」と名付けた。本年度は約250ヘクタールに拡大、約千トンが収穫された。
同大は、安全が確認された相馬市産の農産物を市民自らが食べてこそ「相馬の農業の真の復興」と考え、本年度から市民への贈呈を決めた。コメは県や同大による放射性物質検査で安全性を確認。また米袋のラベルデザインを公募し、斎藤左京君(桜丘小2年)のアイデアを採用した。保管や袋詰めはJAそうまが協力する。
相馬市役所で25日行った贈呈式では、プロジェクトを指導する東農大の門馬敏幸、後藤逸男両教授が、立谷秀清市長と斎藤君らにコメを贈った。立谷市長は「多くの支援と生産者の意欲によってできた全国に自慢できるコメ。安心して食べてほしい」と述べた。
今後、コメは学校を通じて各家庭に贈られる。
2014年11月26日
福島民友
http://www.minyu-net.com/news/topic/141126/topic2.html
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