2015/02/12

福島/ 放射線の影響考える 郡山で専門家が意見交換

[次回は2/28 13時〜だそうです。完全に国と県行政寄りの人たちによる意見交換のようですが、「線量が下がらない除染に費やす費用を子どもの健康のために使うべきではないか」との指摘はまっとうだと思います。子ども全国ネット]

2015/02/12 福島民報より
https://www.minpo.jp/news/detail/2015021220920

 環境省と県が主催する「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」は11日、郡山市の郡山ユラックス熱海で開かれた。「リスクバランスについて考える」をテーマに有識者の講演や、県、各市町村のアドバイザーらによる意見交換が行われた。
 平成24年度から開催しており、今年度は今回が2回目。傍聴者約40人を含め、約110人が出席した。
 講演では、産業技術総合研究所フェローの中西準子氏が「リスクVSリスク-私の経験から-」と題し、放射線リスクの考え方などについて話した。伊達市放射能健康相談窓口相談員の半谷輝己氏はリスクコミュニケーションの事例を報告した。
 意見交換では、清水修二福島大特任教授が司会を務めた。議論の中で中西氏は「理性と感情を分離することは難しいが、進路の選択に感情的なものを入れると、後で困ることもある」と述べた。
 半谷氏は「聞き手のニーズに対応した情報を提供する必要がある。心のケアチームが必要」などと話した。
 除染に関しては、目標値や効果、費用に関して意見が出た。「線量が下がらない除染に費やす費用を子どもの健康のために使うべきではないか」との指摘もあった。
 次回は28日午後1時から福島市のコラッセふくしまで開く。傍聴の申し込み、問い合わせは原子力安全研究協会「専門家意見交換会」事務局 フリーダイヤル(0120)160890へ。




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