2015年2月13日 朝日新聞より
http://www.asahi.com/articles/ASH2D61KJH2DUGTB00S.html
県は12日、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下の約38万5000人が対象の甲状腺検査で、昨年末までに計118人ががんや疑いがあると診断されたと発表した。うち手術でがんと確定診断されたのは計87人になった。
甲状腺検査も含めた県民健康調査を議論する検討委員会の星北斗座長(県医師会常任理事)は、「年齢分布などはこれまでと変化がみられず、原発事故の影響とは考えにくい」とした。
チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんが増えたのは事故の3~5年後からだったことなどから、昨年度末までの1巡目の検査を、事故前の状態とみなし、今年度始まった2巡目検査の結果と比較して、甲状腺がんが増えるかどうか調べる予定だ。
2巡目検査は昨年末までに約7万5000人の結果が判明。8人が、がんや疑いと診断された。昨年10月末時点のまとめより疑いのある人は4人増え、1人は手術でがんと確定した。
8人のうち5人は、1巡目の検査では結節(しこり)も何も無いと診断されていた。過去2年以内にがんが発生して大きくなったのではという懸念に対し、検査を担う県立医大の鈴木真一教授(甲状腺外科)は、「がん細胞はある程度の塊にならないと見えないので、前回の検査でまったく何もなかったとは限らない。8人とも1次検査の後の観察では、がんが急速に大きくなっているわけではない」と説明した。
福島の子ども、新たに甲状腺がん発覚 2度目の検査
2015年2月12日 テレビ朝日より
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000044358.html
(動画あり)
福島県で、新たに子ども1人が甲状腺がんと診断されました。
福島県は原発事故当時18歳以下だった約37万人の甲状腺検査をしています。1巡目の検査では、87人が甲状腺がんと診断されました。去年4月からの2巡目の検査で、1巡目に「異常なし」だった子ども1人が新たに甲状腺がんと診断され、7人が「がんの疑い」と診断されました。福島県の健康調査検討会は「内部被ばくの状況を調べ、事故との因果関係を判断したい」としています。
甲状腺検査 新たに8人がガンまたは疑い(福島県)
2015年2月13日 日テレ 福島中央TVより(動画あり)
http://www.news24.jp/nnn/news8657940.html
県内の子どもの甲状腺検査の2巡目の調査で、4人があらたにガンまたはガンの疑いがあることが明らかになった。
2巡目の検査でガンまたはガンの疑いと診断された子供は、これで8人となる。
子どもの甲状腺検査は、原発事故当時、県内に住んでいた18歳未満と事故後1年以内に生まれた子ども、およそ37万人を対象に行われている。
去年4月からは2巡目の検査が始まった。きょう開かれた専門家の検討委員会では、県立医大があらたに1人がガン、3人がガンの疑いがあることを明らかにした。
これで、2巡目の検査を終えたおよそ7万5千人の子供のうち、ガン、またはガンの疑いと診断されたのは8人となる。
8人は震災当時6歳から17歳で、1巡目の検査では2次検査が必要がないとされるA1・A2の判定だった。
また、地域的な偏りは見られず、8人のうち県民健康調査に答えている6人の事故後4か月間の外部被ばく量にもとにした実効線量にも大きな特徴はないという。
こうしたことから、放射線との因果関係については現時点で「有無を断定できない」とした。
*「県民健康調査」検討委員会・星北斗座長
「あらたな患者が見つかったことで、これまでの評価を変えるものではない」
一方で、因果関係の特定につながるような検査態勢のあり方などについて委員の中で議論となっていて、今後、あらたな手法を導入する予定。
*「県民健康調査」検討委員会・星北斗座長
「これでいいということではないので、今後も調査を進めていくのと、内部被ばくとの関連性についても検索する必要がある」
甲状腺検査 新たに8人がガンまたは疑い(福島県)
2015年2月13日 日テレ 福島中央TVより(動画あり)
http://www.news24.jp/nnn/news8657940.html
県内の子どもの甲状腺検査の2巡目の調査で、4人があらたにガンまたはガンの疑いがあることが明らかになった。
2巡目の検査でガンまたはガンの疑いと診断された子供は、これで8人となる。
子どもの甲状腺検査は、原発事故当時、県内に住んでいた18歳未満と事故後1年以内に生まれた子ども、およそ37万人を対象に行われている。
去年4月からは2巡目の検査が始まった。きょう開かれた専門家の検討委員会では、県立医大があらたに1人がガン、3人がガンの疑いがあることを明らかにした。
これで、2巡目の検査を終えたおよそ7万5千人の子供のうち、ガン、またはガンの疑いと診断されたのは8人となる。
8人は震災当時6歳から17歳で、1巡目の検査では2次検査が必要がないとされるA1・A2の判定だった。
また、地域的な偏りは見られず、8人のうち県民健康調査に答えている6人の事故後4か月間の外部被ばく量にもとにした実効線量にも大きな特徴はないという。
こうしたことから、放射線との因果関係については現時点で「有無を断定できない」とした。
*「県民健康調査」検討委員会・星北斗座長
「あらたな患者が見つかったことで、これまでの評価を変えるものではない」
一方で、因果関係の特定につながるような検査態勢のあり方などについて委員の中で議論となっていて、今後、あらたな手法を導入する予定。
*「県民健康調査」検討委員会・星北斗座長
「これでいいということではないので、今後も調査を進めていくのと、内部被ばくとの関連性についても検索する必要がある」
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