2015/02/18

愛媛/被ばく問題知識持って 木村准教授と伊東氏対談

2015年02月18日 愛媛新聞
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20150218/news20150218274.html

 東京電力福島第1原発事故の放射能汚染状況を調査する独協医科大の木村真三准教授(47)=鬼北町出身、本紙で「福島通信」連載中=と、米国によるビキニ環礁の水爆実験を取材する南海放送の伊東英朗ディレクター(54)が17日、愛媛県松山市文京町の愛媛大で対談した。市民ら約50人が原発事故と水爆実験に共通する被ばく問題について知識を深めた。
 木村准教授は、東日本大震災時に福島入りを止められ、厚生労働省の研究所に辞表を出したと説明。放射性物質のデータを積み重ねて公表しなければならないとの思いで汚染マップづくりや住民の健康調査などを行っていると述べた。
 同原発近くの海岸の定点観測ポイントで放射性物質が減少しているものの、波や台風でかき混ぜられたり、海底に沈んだりしている現状があると指摘し、引き続き注意する必要性を強調した。

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