2015/02/04

【福島】相馬・松川浦で「青ノリ」初収穫と放射性物質検査が始まる

[福島沖の青のり養殖のニュース。「いつか〜信じ、今できることを続けていきたい」という生産者の言葉には何とも切ないものを感じますが、皆さんご存じの通り、生では(測定下限値以下だからNDとされているだけで)ある程度の放射性物質が検出されているからこそ、乾燥した際に、50ベクレルを超える汚染が測定されているということだと思います。海の汚染はこれからもまだまだ油断できないので、子どもたちには気をつけてあげるしかないのです。子ども全国ネット]


2015年2月4日 福島民友 より
http://www.minyu-net.com/news/topic/150204/topic2.html

 相馬双葉漁協松川浦支所(相馬市)が種付けと種場管理のため松川浦で実施している青ノリ養殖で、今シーズンの初収穫と放射性物質のサンプル検査が3日、始まった。
 午前6時ごろ、花沢昭夫さん(72)、伏見徳太郎さん(86)、漁協職員、県水産試験場相馬支場職員らが松川浦へと船を出し、2カ所から約10キロを収穫。その後、花沢さん宅で脱水や柵への敷き詰め作業を実施、乾燥作業を行った。
 青ノリは、乾燥と生、取れた場所別に同支場が放射性物質の検査を行い、今後の参考にする。収穫と検査は5月末ごろまで実施。花沢さんは「いつか収穫した青ノリが流通・販売されることを信じ今できることを続けていきたい」と話した。相馬市名産の青ノリは、震災後は流通を伴う養殖を実施していない。これまでの検査では、生は放射性物質の不検出が続いているが、乾燥させた場合には同漁協独自基準の1キロ当たり50ベクレルを超えるケースがあるため、原因を探っている。


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