2015/2/27 mbsニュース
http://www.mbs.jp/news/kansaiflash_GE000000000000007048.shtml
京都大学原子炉実験所の助教で、原子力発電所の危険性を訴えてきた小出裕章さんが定年退職することになり、最後の講義が行われました。
小出裕章さん(65)は1974年に京大原子炉実験所に採用され、放射能の測定などに取り組む一方、原発の危険性について警告を発してきました。福島第一原発事故が発生してからはメディアにも積極的に出演し、事故対応の問題点や放射能汚染の深刻さなどについて、訴えてきました。
「なんとか悲惨な事故が起きる前に原子力を廃絶させたいと思いながら、それもできずにとうとう福島第一原発の事故が起きてしまった。私たちは必ず未来の子どもたちから『お前たちはどうやって生きてきたのか』と原子力について問われるだろうと思います」(小出裕章さん)退職後もしばらくは各地で講演を行うということです。
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