2014/09/02

「被ばくを強いられた」「避難したい」~親子86人が提訴(OurPlanetTVより)

白石さんが、涙しながら編集したという動画のなかで、

「私たちは、ふつうの生活がしたいだけなんです」
というお母さんの訴えが胸に飛び込んできます。
行動に起こすというのは、並大抵の勇気ではないと思います。
「被ばくを強いられた」「安全な環境で教育を受けたい」
という点に焦点をあてての提訴です。

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福島県に住み続けている子ども24人が29日、居住する自治体に対し、放射線量の低い安全な環境で教育を受ける権利を求め、福島地裁に提訴した。また、福島第一原発事故後に無用の被ばくさせられたとして、事故当時、福島県に住んでいた親子88人が、国や県に対し1人当たり10万円の慰謝料を求めて提訴した。
 
訴状によると、子どもたちは、今現在も、日常生活において低線量被曝の危険にさらされているとして、地元自治体の責任によって安全な地域に学校施設を確保し、教育活動ができる態勢を整えるよう求めている。また国と県は、事故発生後、適切な情報を住民に提供せず、またヨウ素剤も配布しないなど、子どもたちに無用な被曝をさせたとしている。
 
代理人の井戸賢一弁護士は、「3.11後の被曝対策が無為無策であって、子どもたちに無用な被曝をさせてしまった。国や東電に対する損害賠償裁判や刑事責任の追及など、3.11事故そのものの責任追及は色々な形で行われているが、私たちが問題としているのは被曝の問題だ」とし、子どもたちを被曝させた国の県の施策についてその責任を問いたいと述べた。
(続く…下記リンクから。)

OurPlanetTV 2014年9月1日


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