2014/09/13

UNSCEAR(アンスケア)による、2011年3月のヨウ素131拡散動画



11日に行われた「放射線被ばくと健康管理のあり方に関する市民・専門家委員会」主催、「原発事故による住民の健康管理のあり方に関する環境省・厚労省交渉」の場で、吉田由布子さんの発表のなかで流れた、事故後3月のヨウ素131の拡散動画はご覧になりましたか?

15日〜16日、20日〜21日、それまで主に太平洋へ流れていた放射性物質を含む風が、東北〜関東へ流れているのがわかります。


3月15日 6:00頃


3月21日 12:00頃



UNSCEAR(国連科学委員会)は、これまでも被ばくによる健康影響はないという見解を発表し、私たちとしては、そのあり方に疑問をもっているところですが、そのUNSCEARでさえも、こうしたヨウ素が拡散した事実は発表しているということです。

ヨウ素の半減期は8日。当初、半減期が短いから心配はない、というように理解していた人が多かったと思います。事実、半月もすると、ヨウ素はどんどん検出されなくなっていきました。しかし、半減期が短いということは、それだけ短期間に(あまり動き回らないうちに)集中して放射線を発射する、ということ。これが、私たちが初期被ばくを懸念している理由です。

いつ、どこまで、飛んできていたのか、その時、私と家族は、どこで何をしていたのか、もう忘れてる方も多いかもしれません。でも、5年後10年後はもっと忘れています。今、思い出せるだけを思い出して、記録しておくことが大事です。健康手帳などを活用ください。

冷静に過去の被ばくの可能性を見つめた上で、それを悔いるばかりではなく、これからできることを一緒に考えていきましょう。もちろん、情報を伏せて、このような被ばくを強いた政府・東電の責任を問うことは必要なのだと考えます。










この動画は、下記のようにUNSCEARのサイトから見ることができると教えていただきました。


見たい方は、こちらをお読みください。

   
http://www.unscear.org/unscear/en/publications/2013_1_ATT.html
UNSCEARのサイトを開き、上から2つめのB2をクリック。















http://www.unscear.org/docs/reports/2013/UNSCEAR_2013A_B-2_Animation_of_131I_dispersion_2014-07.ppt


というリンクに飛びますので、そこからパワーポイントデータをダウンロードします。


パワーポイントをお持ちの方は、そのまま起動して、

「スライドショー」をスタートさせると、動画が再生されます。

パワーポイントをお持ちでない方は、PowerPoint Viewer をダウンロードすると

同じように見ることができます。

Microsoft PowerPoint Viewer 
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=13



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