2014/09/04

「福島原発事故グリーンピースダイアローグ」電子書籍(Kindle版)発行のお知らせ


電子書籍(Kindle版)で「福島原発事故グリーンピースダイアローグ: GREENPEACE FUKUSHIMA DIALOGUE」を発行しました。
グリーンピース・インターナショナルと共に同ジャパンがこの3年間に取り組んだ福島原発事故と原発ゼロ、脱被ばくへの取り組みを記し調査データーをリンクしています。

http://goo.gl/ddCxJq
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00N0YNCFI?*Version*=1&*entries*=0


世界有数の「地震の巣」アリューシャン列島アムチトカ島の米国地下核実験に「Don’t Make A Wave」「揺れ(地震と津波)を起こすな」と核実験場沖に船を出し直接行動をしたのがグリーンピースだった(1971年)。

40年後、東日本を襲った地震と津波は、東京電力福島第一原発の爆発事故を引き起こし深刻な放射能汚染を広げ、多くの避難者を生む甚大な被害をもたらした。日本政府が放射能の危険性を否定し、情報公開を怠り世界の人々の不安が増す中で、放射能汚染調査に経験を積んだグリーンピース・インターナショナルは、いち早く放射線防護の専門家チームを福島県に派遣した。

福島県内の環境や農産物、海洋や海産物、全国に流通する食品サンプルの放射能測定調査を行いデータを蓄積した。市民に放射能汚染情報を知らせ、日本政府に住民の保護を優先するよう数々の提言を行い、原発事故「被災者・子ども支援法」制定などにも尽力し原発ゼロの社会を目指した。

この取り組みのほぼ3年間(2011年3月~2013年11月)の活動と調査記録をまとめたのがこの電子書籍である。福島県の放射線測定地図をはじめ魚介類・食品サンプルの測定記録に本書からアクセスできるようリンクされている。避難した方や自主避難者、周辺住民の方々が福島原発事故で受けた被害の評価、健康保護や生活再建にこのビッグデータが役立つに違いない。

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