2015年9月13日 NHK
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054898591.html?t=1442153424384
豪雨の影響で飯舘村を流れる川に除染で出た放射性物質を含む草などを入れた袋が流れ出したことを受けて環境省が調査したところ、13日までに290個あまりの袋が見つかり、このうち2つは袋が破けて中が空の状態だったことが分かりました。
環境省は袋の中に入っていた草の線量は低く、周囲の環境への影響は低いとしています。
飯舘村では11日、豪雨の影響で、仮置き場に運ぶまでの間、川沿いの農地に置かれていた、放射性物質を含む草などが入った袋が新田川とその近くにある比曽川に流れ出しているのが見つかりました。
これを受けて環境省が川沿いを調査したところ、13日までに293個が見つかり、このうち171個を回収したということです。
また、回収した袋のうち、飯舘村の境から10キロあまり東に下った南相馬市の橋の近くで3個が見つかり、このうち2個は、袋が破れて中が空の状態だったということです。
環境省によりますと、袋の中身は田んぼに生えていた草で、線量は0・1から0・9マイクロシーベルトと低く周囲の環境への影響は低いとしています。
環境省は今後、川の水位が下がるのを待って、まだ回収が終わっていない122個の袋の回収を続けるとともに、ほかに破けた袋や流れ出した袋がないか、新田川の流域をさらに調査することにしています。
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