2015/09/25

年間被ばく線量、目標値導入示唆 新規制委員・伴氏

2015年09月25日 毎日新聞
http://mainichi.jp/shimen/news/20150925ddm008040141000c.html

原子力規制委員に19日付で就任した元東京医療保健大教授、伴信彦氏(52)が24日、記者会見。東京電力福島第1原発事故で住民の避難指示解除の目安となっている年間20ミリシーベルトの被ばく線量について、「必要であれば地域の実情に応じた『参考レベル』を設定するのもありだ」と述べ、20ミリシーベルトよりも低い目標値を決める必要性を示唆した。

決め方について、伴氏は「線量が高い場所も低い場所もあるので、しゃくし定規に決めるのは難しい」と述べ、一律ではなく地域ごとが望ましいとの見方を示した。【酒造唯】

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