避難者なお19万人超 東日本大震災きょう4年半
2015年9月11日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015091102000121.html
東日本大震災から十一日で四年半。十日の警察庁発表によると、死者一万五千八百九十三人、行方不明者は二千五百七十二人に上る。復興庁によると八月十三日現在、全国で十九万八千五百十三人が避難生活を送っている。
このうち岩手、宮城、福島三県の仮設住宅などで暮らす人は約十四万二千人。災害公営住宅は資材不足などで建設が遅れ、完成済みは三県で計約一万一千戸と計画の37%止まり。
入居開始から五年目以降もプレハブ仮設の使用が確実なのは三十五市町村で、阪神大震災での使用年数を超える。腐食やカビといった住環境の悪化が問題になり、岩手県は二〇一五年度から補修を開始、宮城県も一斉点検と補修を始めた。
岩手県の担当者は「国との協議次第だが、今の復興状況では一七年ごろまでに全被災者が転居するのは難しい」と話し、宮城県南三陸町の担当者は「仮設住民に復興後の町のイメージをこまめに伝え、古里に戻る気持ちが途切れないようにしたい」と語った。
福島/震災から4年半 県民10万人超避難続く
2015年9月11日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2015091125261
東日本大震災と東京電力福島第一原発事故発生から11日で4年6カ月を迎える。依然として県民約10万7千人が県内外で避難生活を余儀なくされている。
避難先の内訳は県内が約6万2千人、県外が約4万5千人。このうち、県内では約2万人が今も仮設住宅に暮らす。楢葉町の避難指示が5日に解除され、県内で避難区域が設定されているのは双葉郡6町村と南相馬、川俣、飯舘3市町村の計9市町村となった。富岡、大熊、双葉、浪江、葛尾、飯舘の6町村では全域での避難が続いている。除染廃棄物を搬入する中間貯蔵施設をめぐっては、保管場へのパイロット(試験)輸送が3月中旬に始まったが地権者との交渉が依然難航している。
今も19万人以上が避難生活 震災から11日で4年半
2015年9月10日 西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/194373
東日本大震災から4年半を迎える岩手県釜石市の仮設住宅。 今も多くの被災者が暮らしている=10日夕 |
東日本大震災から11日で4年半。警察庁によると、8月末現在で死者1万5893人、行方不明者2573人に上る。復興庁によると8月13日現在、全国で19万8513人が避難生活を送っている。
このうち岩手、宮城、福島3県の仮設住宅などで暮らす人は約14万2千人。災害公営住宅は資材不足などで建設が遅れ、完成済みは3県で計約1万1千戸と計画の37%止まり。
入居開始から5年目以降もプレハブ仮設の使用が確実なのは35市町村で、阪神大震災での使用年数を超える。腐食やカビといった住環境の悪化が問題になり、岩手県は15年度から補修を開始、宮城県も一斉点検と補修を始めた。
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