2015年9月12日 産経新聞
http://www.sankei.com/region/news/150912/rgn1509120021-n1.html
都は11日、東日本大震災で都内に避難する住民を対象に、岩手、宮城、福島の3県の復興状況を確認してもらう「ふるさと復興の今が分かるツアー」を実施すると発表した。交通費や宿泊費を都が負担し、災害公営住宅や病院などを巡る。東京に残るか、地元に帰るかを決める判断材料にしてもらう狙い。
ツアーは10月22日から計6回実施する。釜石市などを巡る岩手コース(1泊2日、定員10人)を1回、石巻市などを回る宮城コース(日帰り、同15人)を2回、いわき市などを見る福島コース(日帰り、同30人)は計3回行う。避難者から「地元に帰る機会がない」「復興状況がどうなっているのか知りたい」との声が多く、ツアーを企画した。今年度を試行と位置づけ、来年度以降も継続する方針。
都によると、被災地からの都内への避難者は8月13日現在、計7282人(福島5942人、宮城913人、岩手284人)となっている。問い合わせは都内避難者支援課(電)03・5388・2384へ。
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