2015/09/01

福島/6/31県民健康調査検討委員会および記者会見に関する報道まとめ


甲状腺がん新たに1人 福島の子ども、計104人に

2015年8月31日 朝日新聞
http://www.asahi.com/articles/ASH805SMGH80UGTB00M.html


福島県は31日、東京電力福島第一原発事故による健康影響を調べる甲状腺検査で、今年4月から6月末までに新たに1人が甲状腺がんと診断されたと発表した。検査対象となる事故当時18歳以下だった約38万5千人のうち甲状腺がんと確定したのは合計104人になった。

2011年から昨年3月末までの1巡目の検査結果を基準に、2巡目以降の検査結果と比べ、がんが増えるかどうかをみる。これまで1巡目検査で98人、今年度末まで続く2巡目検査で計6人ががんと診断された。

県検討委員会は「チェルノブイリ原発事故で甲状腺がんになった子どもの被曝(ひばく)線量や年齢といった過去の知見を踏まえると、現時点では福島で見つかった甲状腺がんは原発事故の影響とは考えにくい」としている。(大岩ゆり)



福島県:子供の甲状腺がんと原発事故の関係調査へ

2015年08月31日 毎日新聞 
http://mainichi.jp/select/news/20150901k0000m040109000c.html
 
◇健康調査データから分析研究チームを福島県立医大に発足

福島県は31日、東京電力福島第1原発事故による放射線被ばくが子供の甲状腺がんにどう影響を与えたのかを、事故後実施している県民健康調査のデータから分析する研究チームを福島県立医大に発足させたと発表した。全国の甲状腺がん患者の確認状況などとデータを比較し、福島県の子供の発生率が自然発生率より高いかなどを調査する。今年度中に研究結果をまとめる方針。

県は事故当時18歳以下の子供らを対象に甲状腺の検査を実施している。今年4月30日までに対象者36万7685人のうち約8割の30万476人が受診。うち98人が甲状腺がんと診断され、14人ががんの疑いがあるとされた。

発足した研究チームは、これらのデータと全国の統計や甲状腺がんの進行速度などを組み合わせて分析する。チームには大阪大や名古屋大、放射線影響研究所の研究者も参加するという。今後、年齢別や地域別の発生状況なども研究する方針。

また県は31日、昨年4月から行っている2巡目となる甲状腺がんの検査で、1巡目でがんと診断されていなかった子供のうち今年6月末時点で新たに1人が甲状腺がんと診断されたと明らかにした。2巡目の検査でがんが確定したのは計6人となり、がんの疑いも前回発表の5月時点より9人増えて19人となった。【小林洋子】




県、甲状腺がん研究へ
2015年09月01日 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150831-OYTNT50120.html


県は31日、東京電力福島第一原発事故による放射線被曝ひばくの影響で子供の甲状腺がんが増えたかどうかを推定する研究を今年度から始めると発表した。事故当時、18歳以下だった全県民を対象に県が実施している甲状腺検査の結果を活用し、県内の地域ごとに甲状腺がんの発症率に差があるかどうかなどを確認する。

同日、福島市で開かれた医療関係者らによる県民健康調査の検討委員会で県が明らかにした。県立医大に委託し、一部の結果は今年度中にまとまる見通し。費用は同調査の今年度の事業費約60億円から捻出する。

既に終了した1巡目の甲状腺検査を受けた約30万人のうち98人が甲状腺がんと確定。推定発症率より高かったが、放射線の影響を受けやすい乳幼児では発症が見られず、一部の研究者は全員への検査が、がん発見の確率を上げたと指摘し、詳細な分析を求めていた。

検討委では、実施中の2巡目の検査で、6月末時点で甲状腺がんと確定した人は1人増の6人、疑いも含めると10人増の25人となったことも報告された。





甲状腺がん確定、1人増え6人に 県民健康調査
2015年9月1日 福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015090125051 


東京電力福島第一原発事故による影響を調べる甲状腺検査の本格検査(平成26、27年度)で、今年6月末までに甲状腺がんと確定した人は6人となり、同3月末現在の5人から1人増えた。8月31日に福島市で開かれた県民健康調査検討委員会で明らかになった。星北斗座長(県医師会副会長)は「(これまでの傾向などから)現時点で、放射線の影響は考えにくい」との見解を示した。
 
がんの疑いは19人で3月末現在の10人から9人増えた。「確定」と「疑い」の計25人は男性11人、女性14人で、東日本大震災当時、6歳から18歳だった。このうち、事故から4カ月間の外部被ばく線量が推計できた14人を見ると、最大は2.1ミリシーベルトで、1ミリシーベルト未満は4人だった。
 

23~25年度に実施した1巡目の先行検査の確定結果も報告された。6月末現在で甲状腺がんと確定した子どもは、3月末現在と同じ98人、がんの疑いは1人増えて14人となった。





甲状腺がん診断は計6人に 「放射線影響は考えにくい」

2015年9月1日 福島民友

県と福島医大は31日に開かれた県民健康調査検討委員会で、原発事故発生時18歳以下の県民を対象にした甲状腺検査の2巡目の本格検査(6月30日現在)で新たに1人が甲状腺がんと診断され、これまでがんと診断されたのは計6人になったと報告した。
 
2巡目検査を受けた約17万人のうち、がんや「がんの疑い」と診断されたのは前回報告(3月31日時点)から10人増えて25人となり、このうち23人は1巡目の先行検査で問題ないと診断されていた。検討委の星北斗座長(県医師会副会長)は「これまでの知見で判断すれば、放射線影響は考えにくい」と従来の見解を示した。検査では、事故直後から3年目までの1巡目検査と、昨年4月から始まった2巡目検査の結果を比べて放射線影響などを調べる。いずれも1次検査で超音波を使って甲状腺のしこりの大きさなどを調べ、程度の軽い方から「A1」「A2」「B」「C」と判定、BとCが血液や細胞を詳しく調べる2次検査に進む。2巡目検査は昨年度25市町村、本年度34市町村を対象に行われている。

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