2016年6月11日 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/list/201606/CK2016061102000171.html
東日本大震災の発生から五年が経過した被災地の現状報告会が十二日、前橋市鶴光路町の市下川淵公民館で開かれる。福島県郡山市で除染ボランティアをする「行健(こうけん)除染ネットワーク」の鈴木洋平代表が講演するほか、地元漁師の支援につながる宮城県の雄勝湾産のワカメ販売会などもある。
被災地支援を続けるNPO法人ピースサポート協会(前橋市)が主催。鈴木代表は、地元の小学校や町内会などでの除染活動や、子どもたちへの放射能汚染の影響などについて解説する。同協会の久保田光明理事長も被災地支援の現状と課題について報告する。
会場では宮城県の漁師が取った新鮮な生ワカメを販売。売り上げは漁師に送られる。久保田理事長は「群馬では震災が風化しつつあるが、被災地ではまだまだ大変な現実がある。実情を知ってもらい支援の輪が広がれば」と来場を呼び掛ける。
午前十時~正午。入場無料。問い合わせは、ピースサポート協会の久保田理事長=電090(1113)9200=へ。 (川田篤志)
0 件のコメント:
コメントを投稿