http://www.jiji.com/jc/article?k=2016061700921&g=eqa
在日フランス大使館で17日、東京電力福島第1原発事故の風評被害に苦しむ福島県を支援しようと、福島県の特産食材を使ったフランス料理を振る舞う夕食会が催された。来日中の仏歌手シャルル・アズナブール氏も同席した。ダナ駐日大使は「東日本大震災から5年たっても根拠のない風評被害に困っている福島のために何かしたい」と述べ、被災者に寄り添う姿勢を示した。
フランス人記者からは「放射能汚染への不安は消えていないのではないか」と質問も出た。これに対し、内堀雅雄福島県知事は「過去1年間に県が手を掛けている農畜産物で(放射線量の)基準値を超えるものは1点もない」と強調。「さまざまな対策を講じてきた結果だ。この事実を国内外に伝えていくことが大事だ」と理解を呼び掛けた。
夕食会のメニューは、ほっき貝のクリーム煮やさくらんぼのデザートなど。いずれも福島県の特産物を使った伝統的なフランス料理だった。
夕食会に臨む福島県の内堀雅雄知事(左)とダナ駐日仏大使(中央)。
右は高木毅復興相=17日、東京都港区
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