2016年6月24日 時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062401010&g=eqa東京電力福島第1原発事故を調査していた日本学術会議の小委員会は24日、事故対応についての見解を明らかにした。2号機格納容器内の圧力を下げるため外部に気体を放出する「ベント」が、準備不足などで困難を極めたと指摘。早期に成功すれば「放射性物質の放出を抑制でき、汚染も軽度で済んだ可能性がある」とした。
小委員会は「原子力関係者全員の慢心と想像力が欠如していた」と批判。ベントによる減圧と消防車を使った注水が早期にできていれば、「燃料溶融は避けられた可能性がある」との見解を示した。
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