2016/06/21

「復興住宅」建設を一時停止 福島県、入居希望世帯減り見直しへ

2016年06月21日  福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160621-085876.php 

県は20日、東京電力福島第1原発事故の長期避難者向けに建設中の復興公営住宅について、自宅を再建するなどして入居希望世帯が減ったため、当初計画していた4890戸のうち211戸(福島など5市町村)の建設を一時停止することを決めた。県庁で開いた新生ふくしま復興推進本部会議で示した。

県は本年度までに3406戸を建設する。追加の意向調査などから入居希望が減ると見込まれるため、2017(平成29)年度に完成予定の1484戸のうち、211戸の建設を見直す。

今月下旬に県は復興公営住宅の第5期募集を行い、応募状況や住民の住宅取得意向などを再び見極める。需要があると見込まれる場合は建設凍結を解除し、追加で募集を行う方針だ。

県は復興庁、避難市町村とともに13年度に実施した住民意向調査に基づき、いわき、南相馬、郡山など15市町村に4890戸の復興公営住宅を建設する計画だった。

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