http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2016/06/post_13829.html
東京電力福島第一原発事故に伴う飯舘村の避難指示解除に向けた住民説明会は12日、福島市で開かれ、政府が村内の帰還困難区域を除く居住制限、避難指示解除準備両区域の避難指示を平成29年3月31日に解除する方針を示した。住民から解除後の生活支援を求める声が上がった。
村民の質問に答える後藤副本部長(中央)ら |
県青少年会館と市飯野学習センターの2カ所で開き、住民合わせて約90人が出席した。政府は帰還に向けた長期宿泊を7月1日から可能とする考えも提示した。住民は帰還した場合の具体的なリスクの明示や食品の放射性物質検査に気軽に取り組める仕組みづくり、帰還者向けの相談窓口設置などを求めた。
後藤収副本部長は一部で解除時期に反対意見が出たことについて、「帰る、帰らないの判断は重く受け止める」とし、「近く時期を正式決定できればと思う」と方針は変更しない意向を示した。
菅野典雄村長は「解除までに不安や課題を一つずつ解決していきたい」と話した。
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