2016/06/12

【報道まとめ】郡山で食育推進全国大会・福島県産品の安全性をアピール./福島

福島県産品で「食育」を! 郡山で全国大会、安全性や品質PR
2016年6月12日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160612-083538.php

シンポジウムや体験型イベントで食を学ぶ「第11回食育推進全国大会」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまを主会場に開幕した。県産食材の魅力を伝える特設ブースが数多く出展、県産農水産物の安全性や品質の高さをPRしながら「県産品を使った食育推進」を全国に発信した。農林水産省、県、実行委の主催。


原発事故による放射性物質の食品への影響などで「食育」への関心が本県でも高まる中、食を通じて健康を考えようと本県で初めて開かれた。国や県、企業、団体などが約120のブースを出展した。


初日は、NPO法人OYAKODOふくしま理事の設楽(したら)哲也さん(須賀川市)らが参加したシンポジウムで、パネリストから「農家を憧れの職業にしたい」との声もあり、教育現場で農業体験の機会を増やす必要性を共有した。


県産品の風評払拭(ふっしょく)に向けたブースでは、来場者に対する試食提供などで県産品の安全性をアピールした。


開会式で内堀雅雄知事は「本県の食や魅力に触れ、復興に向けて力強く歩む姿を感じてほしい」とあいさつ。森山裕農相は、4月下旬の先進7カ国(G7)新潟農相会合で、県産品を含む日本産の輸入規制撤廃・緩和を盛り込んだ「新潟宣言」の採択を報告した上で「福島の復興には県産農水産物の需要回復が不可欠」と述べ、国が全面的に支援する考えを改めて示した。


12日の開催時間は午前10時~午後4時30分。「尾木ママ」で知られる教育評論家の尾木直樹さんや俳優の辰巳琢郎さんらが講演するほか、いわき、会津方面を巡るバスツアーが行われる。



「おいしい!楽しい!『食』で元気をチャージ」をテーマに
行われたシンポジウム=11日、郡山市・ビッグパレットふくしま














食育通し福島発信 道・東北初の全国大会 12日まで郡山
2016年6月12日 福島民報
https://www.minpo.jp/news/detail/2016061231903


福島の食の魅力や食育の取り組みを全国に発信する「第11回食育推進全国大会inふくしま」は11日、郡山市のビッグパレットふくしまで開幕した。12日まで。


農林水産省、県、実行委員会の主催。北海道・東北地方では初の開催。会場では約120団体が出展し、食育についての展示や料理体験、県内名産品のPRなどのコーナーを設けている。初日は大勢の家族連れなどが訪れ、子どもたちがホットドッグ作りなどを体験したほか、県産食材を紹介するステージイベント、六次化商品のワークショップ、食育推進のシンポジウムなどが繰り広げられた。


開会式で森山裕農林水産相、内堀雅雄知事、品川萬里郡山市長があいさつした。


■各国の輸入規制緩和要請強化へ 森山農相


森山裕農相は11日、各国で県産農林水産物の輸入規制が続いている現状を踏まえ、世界貿易機関(WTO)などの国際ルールに従い規制を緩和・撤廃するよう各国への働き掛けを強める考えを示した。郡山市で開幕した食育推進全国大会の開会式後、記者団に答えた。


森山農相は「(県産品は)きちんとした放射性物質検査を経ており国内で最も安心・安全」と強調。ただ、「一部の国でまだ正しく理解されていない」として、科学的根拠に基づいた輸入規制緩和・撤廃を各国に求め、県産農林水産物の需要を回復させるとした。

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