2016年09月20日 中央日報/中央日報日本語版
http://japanese.joins.com/article/819/220819.html
2011年の日本の福島原子力発電所の放射能漏れ事故後、韓国内に輸入された福島産の食品が400トン以上であることが分かった。
中国や台湾などが日本の福島で生産された全食品に対する輸入禁止をしたこととは違い韓国政府は農産物や飼料など一部の食品に対してのみ輸入を中止したためだ。
19日国会保健福祉委員会のチェ・ドジャ議員(国民の党)は食品医薬品安全処が提出した「原発事故後の福島食品輸入現況」を分析した結果、福島食品407トンが873回にわたり国内に輸入されたと明らかにした。水産物加工品が233トンで最も多く、2つ以上の食品添加物が混じった混合製剤が51トンで後に続いた。そのほかにもキャンディ類41トン、清酒33トンなどが輸入された。
これについて韓国政府は日本政府の放射能検査証明書と精密検査を実施しているため福島の食品は安全だという立場だ。だが食品医薬品安全処によれば実際に2011年から2016年7月21日まで日本産の輸入食品から微量の放射能が検出されて返送された事例は187件、197.6トンに達する。
日本の放射能に対する国民の意識調査によれば、韓国国民は政府の放射能関連情報を不信に思っていることが明らかになった。韓国政府の放射能情報を信頼するという意見は2014年13.3%、2015年13.1%とあらわれた。
チェ議員は「韓国国民は日本産の輸入食品を一層厳格に制限しなければならないと考えている」として「福島産の食品について輸入中止など積極的な案を用意すべきだろう」と話した。
原発事故後に輸入した福島産食品407トン 約半分は返送=韓国
2016/09/19 14:16文字拡大 文字縮小 印刷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/09/19/0200000000AJP20160919002500882.HTML
【ソウル聯合ニュース】2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の発生後、韓国が輸入した福島県産の食品は400トンを超えることが分かった。
韓国国会保健福祉委員会に所属する野党・国民の党の崔道子(チェ・ドジャ)議員が19日、食品医薬品安全処の資料の分析結果を明らかにした。それによると、原発事故発生後の6年弱に韓国が輸入した福島県産の食品は407トン、このうち197トンは通関時に放射性物質が検出され日本に全量返送された。
日本からの輸入食品に対する放射性物質検査(資料写真)=(聯合ニュース)
輸入品の内訳は、水産物の加工品が233トンで最も多い。二つ以上の食品添加物が含まれた混合製剤が51トン、キャンディー類が41トン、清酒が33トンなど。
年別の輸入量をみると、11年の94トンから12年に64トンに減少した後は60トン台前半にとどまったが、15年が69トン、今年上半期は54トンと増加傾向にある。
韓国は現在、福島県の農産物19品目と飼料、水産物の輸入を禁止している。
崔議員は「韓国政府は、日本政府が放射性物質の検査証明書を提出し韓国で検疫時に精密検査も行っているため国内に輸入される福島県産の食品は安全だとするが、韓国の国民は日本からの輸入食品をもっと厳格に制限すべきだと考えている」と指摘。当局の積極的な姿勢を促した。
一方、食品医薬品安全処が消費者団体と共に実施した意識調査によると、放射性物質が検出されなくても日本産の水産物を購入しないと回答した人が14年の調査で全体の68.8%、15年は67.6%を占めた。韓国政府が提供する放射性物質関連の情報を信頼していないという回答は、2年とも約87%に上った。
2011年の日本の福島原子力発電所の放射能漏れ事故後、韓国内に輸入された福島産の食品が400トン以上であることが分かった。
中国や台湾などが日本の福島で生産された全食品に対する輸入禁止をしたこととは違い韓国政府は農産物や飼料など一部の食品に対してのみ輸入を中止したためだ。
19日国会保健福祉委員会のチェ・ドジャ議員(国民の党)は食品医薬品安全処が提出した「原発事故後の福島食品輸入現況」を分析した結果、福島食品407トンが873回にわたり国内に輸入されたと明らかにした。水産物加工品が233トンで最も多く、2つ以上の食品添加物が混じった混合製剤が51トンで後に続いた。そのほかにもキャンディ類41トン、清酒33トンなどが輸入された。
これについて韓国政府は日本政府の放射能検査証明書と精密検査を実施しているため福島の食品は安全だという立場だ。だが食品医薬品安全処によれば実際に2011年から2016年7月21日まで日本産の輸入食品から微量の放射能が検出されて返送された事例は187件、197.6トンに達する。
日本の放射能に対する国民の意識調査によれば、韓国国民は政府の放射能関連情報を不信に思っていることが明らかになった。韓国政府の放射能情報を信頼するという意見は2014年13.3%、2015年13.1%とあらわれた。
チェ議員は「韓国国民は日本産の輸入食品を一層厳格に制限しなければならないと考えている」として「福島産の食品について輸入中止など積極的な案を用意すべきだろう」と話した。
原発事故後に輸入した福島産食品407トン 約半分は返送=韓国
2016/09/19 14:16文字拡大 文字縮小 印刷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2016/09/19/0200000000AJP20160919002500882.HTML
【ソウル聯合ニュース】2011年3月の東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の発生後、韓国が輸入した福島県産の食品は400トンを超えることが分かった。
韓国国会保健福祉委員会に所属する野党・国民の党の崔道子(チェ・ドジャ)議員が19日、食品医薬品安全処の資料の分析結果を明らかにした。それによると、原発事故発生後の6年弱に韓国が輸入した福島県産の食品は407トン、このうち197トンは通関時に放射性物質が検出され日本に全量返送された。
日本からの輸入食品に対する放射性物質検査(資料写真)=(聯合ニュース)
輸入品の内訳は、水産物の加工品が233トンで最も多い。二つ以上の食品添加物が含まれた混合製剤が51トン、キャンディー類が41トン、清酒が33トンなど。
年別の輸入量をみると、11年の94トンから12年に64トンに減少した後は60トン台前半にとどまったが、15年が69トン、今年上半期は54トンと増加傾向にある。
韓国は現在、福島県の農産物19品目と飼料、水産物の輸入を禁止している。
崔議員は「韓国政府は、日本政府が放射性物質の検査証明書を提出し韓国で検疫時に精密検査も行っているため国内に輸入される福島県産の食品は安全だとするが、韓国の国民は日本からの輸入食品をもっと厳格に制限すべきだと考えている」と指摘。当局の積極的な姿勢を促した。
一方、食品医薬品安全処が消費者団体と共に実施した意識調査によると、放射性物質が検出されなくても日本産の水産物を購入しないと回答した人が14年の調査で全体の68.8%、15年は67.6%を占めた。韓国政府が提供する放射性物質関連の情報を信頼していないという回答は、2年とも約87%に上った。
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