2016/09/13

福島県知事、子どもの帰還に課題 東日本大震災から5年半

2016年09月13日 福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160913-111176.php

内堀雅雄知事は12日の定例会見で、東日本大震災から5年半が経過した本県の現状について「復興へと着実に前進していると思う。ただ一部で帰還の見通しが立たないなど重い課題はたくさんある」と振り返った。

避難指示解除地域で子どもの帰還が進んでいないことについては「特に義務教育の子どもたちが震災前と比べ、なかなか戻り切らないと実感している」と述べた上で「住民の安全・安心確保はもちろん、自治体と協力して地域ならではの教育形態をつくることが重要」と指摘した。

一方、原発の現状については「事故収束への取り組みは前に進んだが、まだ入り口。国と東京電力は世界の英知を結集して廃炉に取り組んでほしい」と述べた。


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