2016年9月14日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160914/ddl/k07/100/089000c
来年4月に村内での学校再開を目指す葛尾村の松本允秀村長は13日の村議会で、11月中に再開の時期を正式決定する方針を明らかにした。
村は東京電力福島第1原発事故による全村避難に伴い、住民の主な避難先である三春町に仮設の小中学校と幼稚園を設けており、来年4月に村内に戻す計画 だ。だが今年1月に未就学児〜中学生125人の保護者に行ったアンケートで、通学・通園する意向の子どもは5人にとどまった。
保護者から学校再開の延期を求める声も上がっており、村は改めてアンケートを行うなど意見を集約した上で、再開延期も含めて検討し、11月中に再開時期を決める方針だ。
猪狩省造・村教育長は、村議会で村での学校再開についての見解を問われ「自治体に学校が存在しなければ、10年、20年後、その自治体はなくなってしまう。これまで以上に魅力のある学校にしなければならない」と答えた。【土江洋範】
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