2015/01/28

韓国消費者の9割、日本産食品の放射能汚染を不安視

2015年1月28日 NEWSIS/朝鮮日報日本語版より
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/01/28/2015012801121.html


 日本の福島第1原子力発電所事故から4年近くがたったが、食品の放射能汚染に対する韓国国民の不安感は依然として大きいことが分かった。
 韓国消費者院が27日に伝えたところによると、成人600人を対象に放射能汚染に対する認識を調査した結果、92.6%に当たる556人が「日本の原発事故が韓国に影響を与えている」と答えた。
 回答者らは、放射能汚染が最も懸念されるものとして「魚介類などの水産物」(52.9%)を挙げ、次いで「農水産物と輸入食品」(18.5%)が続いた。また「放射能が混じった雨や大気にさらされること」(17.5%)を懸念する人もみられた。
 日本産食品に対して放射能汚染を不安視しているとの回答は93.0%に達した。一方、韓国産食品の放射能汚染を不安視しているとの答えも72.5%と、高い水準だった。
 回答者らは、こうした不安を解消するため「食品や環境などの放射能汚染度合いや安全性」(40.5%)、「放射性物質が環境や人体に与える影響」(21.0%)、「原発事故に関する政府の措置」(15.5%)などに対する情報を提供すべきだとしている。
 消費者院は「水産物加工品やコメなど国内で流通する食品12品目・180種類について放射能汚染状況を調査したところ、全て安全との結果が出た。今後も食品の放射能汚染実態を継続的に監視し、消費者に情報を提供していく」と説明している。


 

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