2015/01/22

『風評被害対策BOOK』発行 HPで無料公開


[『風評被害対策BOOK 正しく恐れる 放射線を理解すれば、安心して野菜・果物が食べられる』というタイトルのこの冊子は、見てみると、Q1〜Q5までが自然放射線や他のがんの原因とのリスク比較などで、食べ物の安全対策について触れているのはQ6のみでした。
風評被害対策にたくさんの予算がさかれています。これからますますこうした冊子や勉強会などが出てくるかと思います。私たちは、ひとりひとりがこうした「風評被害対策」に取りこまれないように、賢く乗り切っていきましょう。]
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 NPO法人青果物健康推進協会は、福島第一原発事故による風評被害をなくそうと、一般消費者向けの冊子『風評被害対策BOOK』を製作した。同協会ホームページで無料公開している。

 同協会は、一般市民に放射性物質などについて正しく理解してもらい、農水産物や食品の風評被害をなくすことをめざした運動「Eat for Nippon」を23年4月に立ち上げた。
 この冊子はその運動の一環で作られたもの。現在、市場流通している国産農産物は、放射線濃度などについて国が定めた基準に従って適切な検査を受けて出回っている。同協会では、この冊子をもとに「放射線とは何か」、「放射線は何が怖いのか」、「現在食べている食品は安全なのか」など、放射線についての正しい理解を深め、風評被害に惑わされることなく安全な農産物をしっかり食べてほしい、としている。
 冊子の全内容は同協会ホームページで無料でダウンロードできる。


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