[160地点の放射性物質濃度の測定が、河川や湖沼にある草木の根元や水たまりになりやすい場所など、マイクロホットスポットも合わせて測定しているのかどうか、水よりも、底や地面の土砂の影響が不安の原因ではないかと察します。そうした地点に座ることで被ばくを重ねてしまうと、全身への被ばく量はともかく、性器への影響が懸念されることは、チェルノブイリの報告で示されてます。また、家族で遊びに行く場合は、小さな赤ちゃんや子どもたちを伴うこともありますから余計に気になるでしょう。あくまでも計算式で被ばく影響を算出するよりも、その地点の土砂のベクレル数を測定して公表したほうが安心につながると思われます。ぜひ安全な環境にした上で測定、公表してほしいです。 子ども全国ネット]
2015年01月31日 読売新聞より
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20150130-OYTNT50385.html
環境省は30日、東京電力福島第一原発事故による避難指示区域を除く県内の河川と湖沼で、子どもが夏休みに水遊びをする際の被曝ひばく線量の推計を公表した。被曝線量は、河川が平均0・013ミリ・シーベルト、湖沼は同0・0086ミリ・シーベルト。最大でも河川で0・031ミリ・シーベルト、湖沼で0・03ミリ・シーベルトで、国が定める一般人の年間線量限度(1ミリ・シーベルト)を大幅に下回った。
推計は、避難指示区域を除く県内の河川や湖沼約160地点の放射性物質濃度の測定結果を基に、子どもが「遊泳」「ボート遊び」などの活動を1日5時間、計20日間にわたって行ったと想定して算出した。
県内では被曝への不安から水遊びを控える家庭が多いとみられ、同省除染チームの担当者は「推計を参考に放射線への理解を深めてほしい」と話している。
福島、水辺活動の被ばく線量試算 最大0・031ミリ
2015/01/30 共同通信より
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015013001002072.html
環境省は30日、福島県内の河川や湖沼の水辺で子どもが長時間遊んだ場合を想定した被ばく線量の試算結果を公表した。1日計5時間の川遊びを20日間続けた場合でも被ばく線量は最大で0・031ミリシーベルトだった。
原発事故以来、福島県内では水辺のレクリエーション活動が減っているとの指摘があり、環境省は「夏休みの間、子どもが頻繁に水辺で遊ぶと想定した。地域のリスクコミュニケーションに役立ててほしい」としている。
対象は汚染の深刻な避難指示区域を除いた福島県内の水辺。
政府は原発事故後、除染などによって年間追加被ばく線量1ミリシーベルトを目指している。
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