2015/01/31

子ども全国ネット通信 No.17 2015.1.30号

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   子ども全国ネット通信 No.17
 〜子どもたちを放射能から守る
    全国ネットワーク〜
                 **2015.1.30**
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*スタッフからmini message*
小出裕章先生を招いて開いた地域の守る会主催の小さなイベント。まさか直接お話しできる日が来るなんて夢にも思っておらず、今でも胸がいっぱい!何十年も信念を持って活動をされてきた先生は、とても広く大きな人でした。そして、お酒のことを「いのちの水」と少年のような笑顔で喜ぶチャーミングな一面も!引用されていた『強くなければ、生きられない。優しくなれなければ、生きる価値がない』レイモンド・チャンドラーの言葉…まさに先生を表しているなと感じました。これからも奮闘しようと思う私にとって大切な一日となりました。(kiyomi)
 ※ mini messageは、運営チームによるリレーメッセージ。kiyomiさんは、311以降、ネットワーク登録対応などを担いつつ、事務局を支えてくれているスタッフです。

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■ 鎌仲ひとみ監督の最新作「小さき声のカノン」
 3/7より上映決定!(東京・福島)
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鎌仲ひとみ監督がこの間、福島をはじめとして日本各地、そしてベラルーシでの取材を重ね、編んでこられた映画がようやく公開の運びとなりました。311で起こった被ばくの実態をわかりやすく伝え、そこで悩む母たちの姿を描き、保養が有効であることを訴えます。チェルノブイリの各国のように、政府の責任で保養に取り組むよう、大きな声にしていこう。そのためにも、広くこの映画を見てもらうことはとても有効だと思います。チケットも1割を、販売個人・団体の活動に生かすか、保養団体に寄付するかを選べます。ぜひチラシの配布やチケット販売にご協力くださいね。
詳細は情報ブログを。http://goo.gl/QxEqvd
劇場はこちらでチェック。http://goo.gl/7nDzE5
予告編はこちらから。http://goo.gl/NP9PJB

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■ ママレボ9号(2015 年始特大号)好評発売中!
 「女性自身」にも福島の現状を語る記事が掲載。
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ママレボ9号が発売されています。特集は、”国は誰を「避難者」としているのか~避難住宅問題で追いつめられる自主避難者~ ””「福島県民健康調査」の問題点を大解剖~どうすれば、子どもの健康を守れるか~私たちがみなさんの疑問に答えます 藍原寛子さん・菅谷昭さん・津田敏秀さん”など、保存版と言える充実ぶり! (今号のみ500円)デジタル版、冊子版、どちらもサイトから注文できます。ぜひ、2冊買って、周りの人にも伝えてください。
http://goo.gl/fzQlHs
また、現在発売中の「女性自身2月10日号」にママレボ編集長の和田秀子さんが記事を書いています。「福島の大変厳しい状況を書かせていただきました。県や国が言うところの“風評被害”を助長する内容かもしれません。一歩まちがえば、差別につながりかねない…とも考え、書くことを悩みました。しかし、これも現実です。現実を知るということは、解決に向けての第一歩ではないでしょうか。読んでくださったみなさまが、決して差別を助長することなく、厳しい状況に置かれた被害者の方たちの保養や検診、移住(希望者には)などの拡充を求めて、国や県に対して声をあげていただけると幸いです。福島県外からも、たくさんの声があがれば、きっといつかは動くと信じています」と和田さん。ぜひ手にとってお読みくださいね。
http://goo.gl/eu92xV

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■ 原発事故子ども・被災者支援法市民会議
  2/20(金)午後、公開学習会に森口祐一先生
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子ども全国ネットでは、原発事故子ども・被災者支援法市民会議に加わって、この間、しえんほうについて取り組んできました。現在、定例会の開催は、隔月。定例会では、学習会と情報交換とを継続していこうとしています。2月の定例会は、子ども全国ネットが当番団体となり、学習会の準備をしていますが、講師に、森口祐一先生をお願いできることになりました。環境省の専門家会議では、参考人として、事故直後の放射性降下物量について話したり、年末のEテレでセシウムボールの解説をされました。詳細は、まもなく公表しますが、どうぞ日程をあけてお待ちください。(会場は、参議院会館を予定しています)

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■1月のピックアップ5
〜健診・健康調査を中心に〜
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放射能から子どもを守るというテーマにもとづいて集めたニュースを常に情報ブログにアップしています。平均して日に2〜3件ですが、一部、子ども全国ネット運営スタッフの見解も加えながら公開。この情報ブログの中から、ぜひ読んでほしい記事を5つずつ紹介。今回は、いっそう加速されている政府や自治体によるリスクコミュニケーションの実態を追います。

1/9 福島県の教訓放射線防護に アジア会議 除染、教育の現状紹介
http://goo.gl/ZZDfjK
1/22 『風評被害対策BOOK』発行 HPで無料公開
http://goo.gl/ZhK64m
1/26 子どもが喜ぶ弁当作り講座にて放医研講師「暮らしの中の放射線」解説
http://goo.gl/wTGjxo
1/27 南相馬の被ばく調査結果を公表(空間線量からの推定値の1/3)
http://goo.gl/7HXV38
1/29 福島県、配置地域拡大を検討 復興支援員
http://goo.gl/ejrjSr

そして、あまりの内容なので、注目したいイベントが2/3に開催される「出荷制限値100Bq/kgは厳守しつつ 地元民の目安としての摂取制限値の検討へ(大人1000Bq/kg、子ども100Bq/kg)」です。
http://goo.gl/bPpsm5

◆―――編集後記―――――――――――◆
後藤健二さんの無事と解放をただただ祈るようにニュースに耳を傾ける日々が続きます。そんな一方で、エネルギーミックスを検討し原発の割合を2割余とする政府は、原発再稼働などもはや当然のように考えているのでしょう。各地で火山活動も活発化し、テロの懸念も増している中、どこまで目先の経済優先なのかとあきれてしまいます。福島の子どもたちの状況は、まったなし。今年も、子ども全国ネットは市民の中に広げていく活動をめざします、応援・ご協力よろしくお願いいたします。(ito)

◆―――発行者情報――――――――――◆
【発行者】NPO子ども全国ネット 事務局
【連絡先】info@kodomozenkoku.com
【HP】http://kodomozenkoku.com/
※アドレスの変更・登録解除はinfo宛に連絡を!
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