2015/01/08

福島大に「教職大学院」設置へ 震災後の教育課題対応/福島

 
 福島大(中井勝己学長)が、2016(平成28)~18年度を目標に、より専門的な教員の養成に特化した「教職大学院」設置を目指すことが6日、分かった。県内の学校は震災、原発事故後、児童生徒数の減少や心のケアなど特有の問題を抱えている。同大学院では現職教員の再教育を担い、これら学校現場の課題に対応できる教員を養成し、地域への役割を果たす考えだ。

 同大が6日までに発表した「中井プラン2021」に盛り込んだ。県内の学校では避難により在籍数が極端に減るなどして学校生活に支障が出たり、子どもたちの精神面の問題への対応などが求められている。同大は特色を生かした大学改革の中で、こうした課題に対応できる人材養成組織を改革の柱の一つに据えた。


2015年1月7日 
福島民友
http://www.minyu-net.com/news/news/0107/news1.html

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