2015年1月28日 産経新聞より
http://www.sankei.com/life/news/150128/lif1501280039-n1.html
厚生労働省は28日、原発作業員など放射線を扱う仕事に携わる労働者について、累積の被曝(ひばく)線量が100ミリシーベルト以上になると、ぼうこうがん、咽頭がん、肺がんを発症するリスクが高まるとの検討結果を公表した。
厚労省は3種類のがんに発症したと労災申請があった場合に、(1)被曝線量が累積100ミリシーベルト以上(2)被曝から発症までの期間が少なくとも5年以上-などを認定の判断の目安にすることを決めた。
喫煙や飲酒も発症リスクを高める要因になるため、申請があった際には個別に審査する。
原発作業員らをめぐっては、白血病を発症したケースにはもともと認定基準があった。厚労省は東京電力福島第1原発事故後の平成24年9月、胃がん、食道がん、結腸がんについても累積100ミリシーベルト以上の被曝で発症リスクが高まるとして、今回と同じ目安を示した。
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