住宅建築に関わる放射線対策に理解 郡山で研修会／福島

　県地域型復興住宅推進協議会の「木材と放射性物質、安心な住まいづくり研修会」は１５日、郡山市のビッグパレットふくしまで開かれ、住宅建築に関わる関係者が放射線対策に理解を深めた。 
　県内の建築士や工務店、林業関係者ら約９０人が出席した。協議会事務局を務める県建築士事務所協会の但野広専務理事があいさつ。独立行政法人森林総合研究所の高野勉氏が「木材の放射線移行」をテーマに研究報告を行った。 
　県建築士会の鈴木深雪女性委員長が「考えよう！明日を担う子どもたちのための住まいづくり～放射線対策住宅を考える～」と題して、放射線の遮蔽（しゃへい）試験結果などを紹介した。

2015/01/16　福島民報
http://www.minpo.jp/news/detail/2015011620389