2016/06/01

大熊2地区住民に特例宿泊実施へ 8月中下旬/福島


2016年6月1日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160601/ddl/k07/040/239000c

福島第1原発事故に伴う全町避難が続く大熊町の渡辺利綱町長は31日、大川原地区と中屋敷地区を対象に、お盆となる8月中下旬にも、町民が期間限定で帰還する「特例宿泊」を行う考えを示した。

町によると、特例宿泊の対象は、居住制限区域の大川原地区と、避難指示解除準備区域の中屋敷地区の約450人。大川原地区では町が4月、町職員4人が日中に勤務する連絡事務所を設置し、東電の社員寮建設が進むなど、町は復興拠点として位置づけている。

渡辺町長は「特例宿泊で改善点を見つけ、限定的でも居住できる環境にしていきたい。区域見直しや準備宿泊への第一歩だ」と話した。【岸慶太】

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