2016/06/03

中国報道官、原発対策強化を日本に要求「どの国も放射性物質漏れに強い関心持つ」

2016年6月3日 産経新聞
http://www.sankei.com/world/news/160603/wor1606030059-n1.html 

中国外務省の華春瑩報道官は3日の定例記者会見で、東京電力福島第1原発事故に関連して「放射性物質漏れが海洋環境や人類の健康に及ぼす危険性にはどの国も強い関心を持っている」と強調し、日本側に対策を強化するようあらためて要請した。

この日の会見では、複数の中国政府系メディアから「東京電力や日本政府は原発事故の被害を隠し続けてきた」などとの指摘が相次いだ。2日には森山裕農相が陝西省西安市で中国の農相と会談し、原発事故に伴う農林水産物の輸入規制を撤廃するよう中国側に要請したばかりだけに、華氏が関連してメッセージを発した可能性もある。

福島など東日本大震災の被害地域への渡航についても、華氏は「地震発生後に出した注意喚起は依然有効だ」と述べ、中国人旅行客に再び注意を促した。(共同)

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