2016年9月5日 YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukushima/news/20160904-OYTNT50100.html
東京電力福島第一原発事故で全域が避難指示区域になっている富岡町は、住民の帰還を促進するための空き家や空き地の有効活用の仲立ちや住宅内の清掃、害虫駆除に関する補助金申請の支援、町のにぎわいイベントの企画などを担う一般社団法人を設立することを決めた。来年1月に設立総会を開き、町が帰還困難区域以外の避難指示区域での解除を想定する同年4月から活動を始める。
新法人は「とみおかプラス(仮称)」。町では避難の長期化で住宅が傷み、住民の帰還が進まない事態が想定されている。町は帰還を考える住民が新たな住まいを見つけやすいよう、家を手放す人や貸し出したい人からの情報を集めて住まいを探す人に提供する取り組みを始めるが、この実務を担当する。
住宅の清掃や害虫駆除の補助金申請では、手続きや書類記入が分かりにくいと感じる人に、申請のやり方を教えたり、相談に乗ったりするという。夜の森地区の桜並木のライトアップや灯籠流し、花火大会なども手がけるという。
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