2016/09/07

汚染廃棄物の再測定結果 県、来月にも公表/宮城

2016年9月7日 毎日新聞
http://mainichi.jp/articles/20160907/ddl/k04/040/036000c

東京電力福島第1原発事故に伴い発生した汚染廃棄物のうち、放射性物質濃度が指定廃棄物の基準以下のものについて、村井嘉浩知事は6日、県が実施している再測定の結果を来月中にも公表する方針を示した。

指定廃棄物の基準(1キロ当たり8000ベクレル)以下の汚染廃棄物は、県内に約4万3000トンある。原発事故から5年が経過し線量の低下が見込まれることから、県は再測定を実施していた。

村井知事は同日、環境省で山本公一環境相と面会し、汚染廃棄物の処理について国に財政支援や、処分技術の支援を要請。面会後、村井知事は「汚染廃棄物の全体の濃度や保管場所の状態が把握できてから、次のステップを示したい」と述べた。(久野華代)

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