11/1 原発事故後、母子らの声記録 福島の現状伝えるドキュメンタリー映画上映会 来月1日、奈良・音声館 /奈良
◇音声館で市民団体
東京電力福島第1原発事故で被災した福島の子供や母親らを追ったドキュメンタリー映画「A2−B−C」(イアン・トーマス・アッシュ監督、2013年、71分)の上映会=写真はチラシ、奈良・市民放射能測定所提供=が11月1日、奈良市鳴川町の市音声館で開かれる。
映画は日本に10年以上暮らす米国人の監督が、震災後の福島で健康への不安を抱えながら生活する母子らの姿を、当事者との対話を通じて丹念に記録した。題名は甲状腺の検査で嚢胞(のうほう)やしこりの大きさを判定する記号。映画はグアム国際映画祭で受賞するなどした。
上映会は市民団体「奈良・市民放射能測定所」が主催。食品の放射性物質を独自に調べるなどの活動を続けており、会員には奈良への避難者もいる。辻本誠代表は「福島の子供たちが置かれている現状を知ってもらいたい」と話す。
上映は午前10時、午後1時半の2回で各90人。中学生以上1000円、小学生500円、未就学児は無料。上映後、感想などを話し合う場を設ける。申し込みは電話(090・6538・1177)かメール(naracrms@gmail.com)。
http://mainichi.jp/area/nara/news/m20141010ddlk29040540000c.html
毎日新聞
2014年10月10日 地方版
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