2014/10/07

福島からの避難者の内部被曝、府庁で検査/大阪

 福島県は21日から27日まで、東京電力福島第一原発事故の影響で避難している県民らを対象にした内部被曝検査を府庁で行う。

 対象は2012年4月1日以前の生まれで事故発生時に福島県内に住んでいた人か、13年4月1日以前の生まれで県内に住民票を持つ人。ホールボディーカウンターという検査機器で、体内の放射性セシウムの量を測る。

 会場は大阪市中央区大手前2丁目の府庁新別館北館会議室。検査日の3日前までに電話(080・5743・5867、080・5743・5868)で申し込む。費用は無料。検査時間は午前9時半~午後4時半。ただし、21日は午前10時半から、27日は正午まで。

 府危機管理室によると、9月19日現在、府内には福島県からの避難者が711人いるという。

http://www.asahi.com/articles/CMTW1410062800003.html
朝日新聞
2014年10月6日 地方版

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必要な健診を避難先でも受けられることは大切な支援の1つと考えます。

けれども、すでに事故から3年半たった現在、関西へ避難して長い子どもたちから、ホールボディカウンターで検出されるような内部被ばくの数値が出るとは思われません。

それは、ホールボディカウンターでの測定には限界があるからです。

そうした限界をふまえ、時期にも応じて適切な健診を行うべきであり、「安心」を説き伏せるかのような健診内容では、単に予算の無駄でもあり、見直すべきではないかと思います。



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